【2023年タイ旅】 おばちゃんとの列車旅
お世話になった方たちとお別れし、バンコクからアユタヤまで向かいます
フアランポーン駅はもう使われなくなり、新しくバンスー駅になると思っていたけど、まだフアランポーン駅は現役らしく、アユタヤ行きの列車もでていました
3年半前に来た時も、アユタヤからの帰りにこの駅に降り立ったんだけど、比べると全然人がいなかった
トイレ行っとこ、と思って駅中のトイレに行ったら受付があって、おばちゃんに
『スリー』って言われたからコインだしたら『NO,FREE』って言われた
ナイトマーケットではトイレは3バーツで使用できたから、すっかり脳内はスリーだったの
だからフリーがスリーに聞こえたのかもしれない
ちなみに駅のトイレのおばちゃんは、トイレにティシュがないからそれを売ってる人でした
便座がぶち壊れてたり、なんとも言えないけどきれいなトイレです
チケットブースでアユタヤ、と伝えると3等車のチケットをもらった
安いし2時間だしエアコンなし3等車でもいいか、と思って乗ったら暑い暑い暑い
扇風機まわってるけど外が36℃だから、ただ熱風がまわってるだけ
寝れば着くか、と思って座ったら
目の前のおばちゃんと目があってにこり
おばちゃん、上を指差しながら
『ここ涼しいよ、隣おいで(というジェスチャー)』
と言ってくれて移動したら
す、涼しい!
さすが地元民、3等車のベストポジションを知っていた
それから英語分からないおばちゃんとタイ語分からないわたしの列車旅が始まった
どこ行くの?どこから来たの?と聞いてくれて、そこから結局アユタヤ着くまでの2時間ずーっとおしゃべりしてた
お互い言葉分からないのに、なんとなく通じるんだよね不思議
おばちゃんはこれからお母さんの介護に行くらしく、写真を色々見せてくれた
僧侶になった旦那にも会いに行くんだって
なんで僧侶になったの?って聞いたら急におばちゃん泣き出して
え?え?え?何か地雷踏んだ?と焦るわたし
旦那の浮気と借金が発覚、そして旦那は僧侶になったらしい
言葉分からないから合ってるかは分からないけど
てか本当よく意味が分からないけど、思い出して泣くほど辛かったんだろう
こういう詐欺だったらどうしよう、お金貸してとか言われたらどうしよう、と疑ってしまったけど
おばちゃんはいい人でした
なんかのフルーツくれた
列車内が暑かったから、これ食べて潤った
小さいびわみたいなものでおいしかった
それからバナナの揚げ物ももらった
バナナの外側に衣が付いてて、これもおいしかった
これを食べて、朝にお粥を食べてからなにも食べてないことに気がついた
昨日から1日ずっと一緒だった日本人の方たちと別れた後で寂しくなってたけど、おばちゃんのおかげで楽しかったよ
おばちゃんも、わたしとの写真撮って友だちに送るって言ってくれて2人でツーショット撮ったよ
おばちゃん、近くに座ってた男の子にどこまで行くか聞いて、アユタヤで降りる子がいたから、わたしのこと連れて行くようにまで言ってくれてさ…お母ちゃんかよ!29歳の息子がいるって言ってたからまじでお母ちゃんだ
降りた後も手を振ってくれてさ、あー旅してるなあ一期一会してるなあって思った
一緒に乗ってた男の子も、ちらちらわたしのこと気にかけてくれてバイバイした
タイの人の優しさに感謝!